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内藤忍の資産設計塾 実践編 ―自分も資産も成長する新・資産三分法
内藤忍の資産設計塾 実践編 ―自分も資産も成長する新・資産三分法
内藤忍の資産設計塾 実践編 ―自分も資産も成長する新・資産三分法
内藤 忍
定価: ¥ 1,680
販売価格: ¥ 1,680
人気ランキング: 9660位
おすすめ度:
発売日: 2005-12-14
発売元: 自由國民社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
前作と本作、どちらかで充分
前作と被る部分がかなり多く、表の数値も殆ど同じで
本書のオリジナリティが少ない。
前作が良書であっただけに、非常に残念。
これも投資の基本である「レバレッジ・著作術」とでも
評すれば良いのだろうか。
2007年発行だが、昨今のめまぐるしく変る経済情勢を考えると
ちょっと記述が古く感じる点もある。
前作は4★にしましたが、そういう意味から本書の評価は2★。
しかし、買うならばこちらの方がベターか。
前著の焼き直し
全般的に前著の焼き直しが多く、内容的にも2007年10月に読むべき本ではありませんでした。投資全般についてザックリとした知識を吸収しておきたい人には有益な本かも知れません。ただし、相変わらずマネックス証券の宣伝的な記述も多いです。第一章が丸々「自己啓発本」の記述だったので星3つにしました。資産設計の「実践」を知るための本の初っ端で、「人生」や「夢」を語る必要はないでしょう。
マネックス寄りになるのはやむを得ないですが。
これは投資をするために必要なテクニックと、人生を豊かにするための自己啓発を結びつけ、両者を同時に実現させるということを目的として書かれた本である、作者は冒頭でそういう意味のことを述べられています。
多くの投資本では、「手段」すなわちタイミングなど技術のことばかりが優先され、「目的」すなわち「何のためにそれを行っているのか」が見失われがちである、とか、「お金がある≠幸福」であるが、夢や目標を実現させるためには、どうしても時間とお金が必要になり、自己啓発系の本ではこういう現実的な面が見失われがちである、こういう主張には強く共感しました。
内容は、人生の夢や目標を実現させるために必要な資産の計算方法、そしてそれのためにどういう運用を行えばいいかの研究、更に投資対象、個別商品ごとにそれをどう活用すればいいかなど、資産運用を始める前に身につけておくべきことがたくさん書かれているように思えました。例えばインデックス投資とアクティブ投資を、市場が非効率かどうかで使い分けるという発想などで、なるほどなあと納得したりしていました。
どうしてもマネックス証券に勤めている人なので、同社の商品や姿勢に対してえこひいきになる傾向(FXや外貨MMFは推奨するけれども、同社で取り扱っていない外国債券インデックスファンドなどが無視されている。etc.)がありますが、その点を差し引いても株式や債券などへの投資を始める前に、読んでおいて損ではなく、むしろためになることが多い本だと感じました。
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