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知識ゼロからの外貨<FX>投資入門 (PHP文庫)
知識ゼロからの外貨<FX>投資入門 (PHP文庫)
知識ゼロからの外貨<FX>投資入門 (PHP文庫)
Kazu
定価: ¥ 560
販売価格: ¥ 560
人気ランキング: 782位
おすすめ度:
発売日: 2006-11-02
発売元: PHP研究所
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
安心して、楽しみながら読める
最近は投資ばやりで「投資信託」を勧める本がベストセラーになっている。投資信託は本当に儲かるのか?と最近の投資信託の運用状況を見ると、どの投資信託も惨憺たる状況だ。
その点FXは、日本の金利が外国に比べてものすごく低いという点を利用していて、ここ数年の中では「確実に儲かる唯一の投資商品」だと言える。私は10数年前に外貨預金を始めて、外貨を扱う銀行の手数料の高さと為替設定が自行に都合のいいように設定されているという点に非常に不満を感じていた。数年前は証券会社で外貨MMFで手数料が高いこと、1日に決まった時間に1回しか取引ができないことを不便に思っていた。そしてここにきてFXが扱えるようになった。FXは1億円を儲けたという主婦の話とか、200万円損したとか、危ないといううわさがあるが、この本の著者のようにスワップポイント狙いで確実に小遣いを生み出していくというのであれば、比較的安心である。これで生活しようなどと考えてはいけない。著者は元銀行員ということで、読んでいても非常に堅実だなと感心してしまった。私はFXはやはりギャンプルだと思う。でもかなり勝率の高いギャンプルだ。
ただアメリカドルのスワップポイントはこの本が書かれて頃よりもかなり低くなってきている。ただ1ドル107円(2008年2月現在)とかなり円高であり、ドル買いのタイミングでもある。さてこの先為替がどう動いていくか?楽しみながら行くとしよう。
FXの基礎知識を身につける
FXの入門書ですね。
4つの章から構成されています。
第1章はFXの仕組みについてです。レバレッジや取引単位、強制決済(ロスカット)の仕組み、注文の種類(IFD.OCO.IFO.指値.逆指値)やその方法など。
第2章は実際に相場を読むために必要なテクニカル分析についての説明です。
ローソク足の見方から始まり、移動平均線、RSI、MACD、ストキャスティックス、ボリンジャーバンドなどの各指標の読み方やその使い方について丁寧に説明されています。
第3章は投資のスタイル(短期、長期)や著者の「負けない投資」の考え方についてです。
また、第2章で説明したテクニカル分析の指標を実際に使った著者の取引レポートや、各通貨の特徴についても説明されています。
最後の第4章は著者のFXの考え方について簡潔にまとめられています。
もちろんこの本だけですぐ取引を始めるのは少し早い気もしますが、FXについての基礎知識はだいぶ養えると思えます。
初心者必読の書です。
また小型サイズの本なので携帯にも便利です。
初心者として
確かに文庫本としてのコストパフォーマンスには優れていると思います。
こんな低リスクで堅い投資方法もあるんだなって感じです。
ただ、入門書としてすべてをカバーしているかといえば、物足りなさを感じます。説明もかなり簡略されたところがあり、投資方法はテクニカルに重点をおいて解説されているので、私を含めてFXに興味がある、あるいはこれからはじめようとしているまったくの初心者にはちょっと理解が難しいかも。FXをはじめるにあたって、為替が動くしくみや各国通貨のこと、ファンダメンタル的なことを詳しく知っておきたい方は、それらの解説に親切な別の入門書を用意されたほうがいいと思います。
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