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一日30分でわかる外貨“FX”投資 (角川oneテーマ21)

一日30分でわかる外貨“FX”投資 (角川oneテーマ21)

竹内 淳

一日30分でわかる外貨“FX”投資 (角川oneテーマ21)

定価: ¥ 760

販売価格: ¥ 760

人気ランキング: 44400位

おすすめ度:

発売日: 2006-08

発売元: 角川書店

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



FX暦約半年の私には。。
FX暦が半年を越えた私には、新しい情報を得られたというところは、税金について書かれている約10ページほどでした。 そこについては大まかなことはわかりイメージできたので参考になりました。

その他は、特に今さら読むという内容でもなかったです。 まあ、安めの値段なので可もなく不可もなくという感じです。

必要な部分だけを読み取れば、まあ
経営に関わる方が書く本というのは、本業をおろそかにしてしまいがち、

そんな風に世間では言われています。

この本、初心者が読む本としては、誤解を与えかねず、少しばかり

注意が必要です。



例えば、毎月10万円FXに投資しなさい、と有りますけど、

余裕資金が毎月10万円もあるようなサラリーマンって、

どの程度いらっしゃるのか、かなり疑問です。



仮に、この内容どおりに生活資金をつぎ込んでおいて、

市場が大きく動き、(この本の例で言えばNZドルが下落した時)

いきなり「退場」を宣告されるリスクを説明されておらず、かなり

不親切な面があります。



最終的には「当社がイチバン」という結論でして、

その部分は流し読みして、FX業界はこんな雰囲気なんだ・・・、

と理解し、制度や仕組みを知る。それで読むならいいと思います。

(手数料無料の会社のスワップポイントを調べてみるとかね)



まだFX取引を始めていない人になら・・・
 某FX取引会社の取締役が書いた本であるからして、自社の「お手盛り本」にならざるを得ないのはいたしかたないとしても、それを差し引いてもいささかお粗末、ひさびさの「ハズレ本」。



 まー、「そもそもFXって?」とか「外貨預金とかの違いは?」というような、まだFXを始めていない人には、懇切丁寧にわかりやすく説明してくれているので、大変有意義な本だとは評価するものの、(初心者であったとしても)すでにFX取引を始めている人には特に得る物はなし(というか、この程度のことも知らずにFX取引をすでに始めてしまっているとしたら、それはそれで問題だが)。



 オビの謳い文句である「10年後に3000万円、15年後に1億円をためる!」というのも過大広告甚だしい。種明かしをすると以下の通り(本書135ページから要約)。



 「”元金300万円+毎月10万円積立”をレバレッジ3倍にしてNZドルに全額ぶち込めば、スワップポイント年利7.5%の3倍、年利22.5%になるので、10年回せば3000万円、15年回せば1億円」



矛盾点は3つ。

 第一に、つい20ページ前に「投資通貨は分散しなさい」と薦めておきながら、NZドル1通貨に全額ぶち込んでいるところ。

 第二に、初心者に対しいきなりレバレッジを3倍で薦めているところ。

 第三に、年利7.5%という高レートのスワップポイントが今後、10年、15年も継続して維持されることを前提にしているところ。



 スワップポイントで儲ける手法自体は問題ないと思うが、あまりにも非現実的な「机上の空論」を謳い文句にするのはヒドくはなかろうか?(詐欺とは言わないが)




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