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TFブレイクアウト!―明確なルール&明快な売買 (パンローリング相場読本シリーズ)
TFブレイクアウト!―明確なルール&明快な売買 (パンローリング相場読本シリーズ)
TFブレイクアウト!―明確なルール&明快な売買 (パンローリング相場読本シリーズ)
Tokyo Fox
定価: ¥ 3,675
販売価格: ¥ 3,675
人気ランキング: 140691位
おすすめ度:
発売日: 2003-02-26
発売元: パンローリング
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
ブレイクアウト戦術について解説
「TFブレイクアウト」と特殊な取引手法であるかのような印象を受けますが、普通のブレイクアウトと同じく、下げトレンドの状態で安値を切り上げ、高値を更新したらトレンド転換という内容です。表題に「明確なルール」とあるとおり、非常にクリアな戦術です。ただ、3章以降の適用のところはルールほどはクリアカットではない印象を受けました。最終章のマネーマネジメントは、1取引のリスクと過去データにおける連敗数を基にしたものでわかりやすいルールだと思いました。
ダウ理論の応用ですか
誰もが知っているダウ理論によるトレンド定義の応用でしょう。
これを、売買手法にまとめられ、ほぼ、納得しました。
手法はトレンドフォローだけど、戦略はカウンターと思います。
トレンド自体、アップ、ダウン、保ち合いと3通りあるので、
保ち合いになると、難しく、一般的な勝率は高くないはずです。
市場や足の長さの選択、ドテン、ピラミディング、更には、連続
3?4回負けても動じず、儲けに徹する心理面のコントロールが
重要と最初に思ったら、ほとんど注意はされておりました。
更に、思いもよらなかったコーチングの話が出てきて、びっくり。
エントリ時のロスカット設定値は正直びびりますが、本手法では
仕方ないことと思います。また、リスク/リオード比1:1利食いを
真似られるのを著者は心配されていますが、これはちょうど1つの
メジャードムーブになり昔から多くの方が採用していると思います。
GWの面白い読み物でした。
1章とそれ以降の章の落差が激しい。
1章は自信を持って語られ、
トレンドの定義を明確にした事
(上げトレンドでは高値更新、押し目きり上がり。
下げトレンドでは安値更新、戻り高値きり下がり)
はとても高く評価できる。それだけでも読む価値はあり。
が、2章実践編は???な展開になる。
著者が実際に使っているチャートが出て来るのだが、
突然RSIとMACDが出てきて、
しかも著者は無理矢理TFブレイクアウトと併用しようとし、
TFブレイクアウトのルールを破って利食いを行い
大きな利益を逃したというエピソードがあり、
しかもそれをオシレーターのせいにし「一切見ない方がいいかもしれません」
などと書いている;
結論として基本的な一つの見方を与えてくれる一冊
しかしこれだけではやはり物足りないでしょう。
加筆:上記でトレンドの定義を(Tokyo Fox氏)が発見したように
書いてしまいましたが、『シュワッガーのテクニカル入門』でも
同様の事が明らかにされています。『TFブレイクアウト!』の内容は
『シュワッガーのテクニカル入門』にほぼ内包されていると見て、
シュワッガーを購入した方がいいかも知れません。
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