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PRESIDENT (プレジデント) 2008年 2/18号 [雑誌]

PRESIDENT (プレジデント) 2008年 2/18号 [雑誌]



PRESIDENT (プレジデント) 2008年 2/18号 [雑誌]

定価: ¥ 650

販売価格: ¥ 650

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おすすめ度:

発売日: 2008-01-28

発売元: プレジデント社

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



いい特集だった
 年収毎にゾーンに分け、「600万以下」対「2000万以上(成功者?)」を対比させて、生活や人生へのスタンスの違いを浮き上がらせる。

 読者自身との違いを検証させ、自己開発を促す趣旨の特集であろう。



 キーとなるアンケート調査は、各300人へのアンケートを東京ガスの西山経営研究所の西山所長がまとめている(この人は、日経アソシエの2月15日号にも登場しているのだが何者?)。

 また、高収入と思われる人(宮内オリックス会長、奥三井住友銀行頭取、苅谷ニコン社長、ロバート・フェルドマンほか)へのインタビューでアンケートでは見えにくい行動や習慣の理由や背景について補強をしている。



 収入差が日頃の習慣の差から生まれているかというと、実時間ベースでは、違いはあまり大きくなく、こうした小さな違いから収入差が生じたとは信じられないというのが正直な感想。

 例えば、勉強時間の差は、24分(600万円以下ゾーン)対42分、残業時間の差は、1.5時間対1.3時間である。

 しかし、実は重要なのは意識の差ではないかと思う。無駄な時間を使わないように工夫している人の割合は、13.3%対28.8%となっていて、成功者は、時間をお金で買うという意識も強い。

 1分のスキマの使い方もスケジュール確認をする人の率が8.7%対15.7%である。

 一方、人と会って話を聞く時間(1日)の差が30分対72分、というのが有意な差としてある。

 つまり、時間を節約する意識は高いが、人と会うことには時間を惜しまないというのが、成功者像なのではなかろうか。

 

 あと、情報共有の仕方で興味深かったのは、ニコンの苅谷社長が言う「週報」で、これは部長クラス以上が日曜夜までに最新情報を幹部に送り、月曜の会議までに読む必要があるということだ。

 同じ試みは、小室淑恵社長の「ワーク・ライフバランス社」で、毎朝、各人が日報を作ってメーリングリストに流すという試みをしている。

 究極の「見える化」はユニ・チャーム社のSAPS(Schedule-Action-Performance-Scedule)で、共通のスケジュール管理シート(ローリング表)に詳細に予定と目的・狙いを記入する。達成度合いがそこから測られる仕組みである。

 週次の会議では、ローリング表の内容の発表があるが、実質的な戦略会議の場として機能しているという。



 以上、いい特集で読み応えがあったと思う。

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