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世界一愚かなお金持ち、日本人
世界一愚かなお金持ち、日本人
世界一愚かなお金持ち、日本人
マダム・ホー
定価: ¥ 1,050
販売価格: ¥ 1,050
人気ランキング: 56位
おすすめ度:
発売日: 2008-01-13
発売元: ディスカヴァー・トゥエンティワン
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
世界一愚かとは?
「世界一愚か」とはどういう意味なのかと冷静に考えてみました。
不動産投資
信用があれば、銀行から金を借り、そのレバレッジ効果で資産を増やすことができる。
一定の利回りがあれば、長期的にはリスクは低い。
日本人は、信用の重要性、活用方法に、気づいていないのではないか。
株式投資
株式会社はもともと、損失を出資範囲に抑えるためにできたもの。
投資のリスクを減らすためにできたものが、日本ではバクチと言われたりする。
日本人は、株式の意味に、気づいていないのではないか。
銀行預金
高度成長期はインフレで実質的には減価していた。
デフレ期の利息はお話にならない。
日本人は、銀行預金では、資産を増やせないという歴史に、気づいていないのではないか。
ロレックスの時計、モンブランのペン、メルセデスベンツが信用を演出するなどとは
とても賛成できない部分もあるが、全体としては納得できる内容。
低成長期では、所得の伸びには多くを期待できない。金利が低い今こそ
「お金に働いてもらうべし」というマダムからのメッセージなのかなと思いました。
信用こそが「お金のなる木」
100の不動産を持つアメリカ在住の投資家による本物のお金持ちになるための「ひと儲けする方法」が書かれています。
まえがきに収入を増やす2通りの方法が提示されています。「『働いて得る収入(賃金)』(Active Income)と『働かずに得る収入(不労所得)』(Passive Income)。英語を知ることでその本質が見えてくる気がしました。
本書のキーワードは「信用」です。本物のお金持ちがもっとも大切にしているものは「信用」だと筆者は断言します。アメリカでは「現金」よりも大切なものとして「返済の実績」があるといいますから、徹底した信用社会です。
また、本書では随所にポイントや教訓がでてきますが、「借りをつくるより貸しをつくる」と教訓は深い意味で使われています。「貸しをつくるようになれば、相手はあなたがしてくれたことを心の片隅に刻んで覚えているものです。こうやって『信用』をこつこつと築いていけば、あとで大きなプレゼントになって返ってきます」とのことです。
エピローグで紹介されている「成功の三原則」が、本書の集大成でしょうか。1)十年スパンで考える、2)「お金で買えるものと、お金で買えないもの」を知る、3)「幸せの2倍法則」。3)は少し説明が必要です。大変な苦労や困難な時期を乗り越えてはじめて天からの祝福を受けることができます。「自分を信じて努力をしたら、その分、倍の幸せがやってくる」という意味だそうです。
お金も人脈も「信用」が大切!
『世界一愚かなお金持ち、日本人』
「真の豊かさとは何か」
そして「真の豊かさを手にいれる方法」がこの本のテーマです。
お金を貯めているだけでは増えないのに、なぜ日本人は貯め続けるのか。
投資や資産づくりによる所得を得ようとしないのか。
「これを読めば貴方も不動産でお金持ちに!」というよりも
作者が20代で1億円ものお金を手にした、その実体験を紹介しながら
お金や人脈を引き寄せるための教訓を説いています。
一攫千金を煽るような本よりも、非常に参考になりました。
そして、「信用」が無くては「真の豊かさ」には届かないということがよくわかりました。
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