FX情報Topへ

 >  FX情報
 >  マネーと常識 投資信託で勝ち残る道

マネーと常識 投資信託で勝ち残る道

マネーと常識 投資信託で勝ち残る道

ジョン・C・ボーグル

マネーと常識 投資信託で勝ち残る道

定価: ¥ 1,680

販売価格: ¥ 1,680

人気ランキング: 65017位

おすすめ度:

発売日: 2007-08-09

発売元: 日経BP社

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



偉大なる投信の古典書
心臓ペースメーカーをつけての著者ボーグルのご活躍は本当に感動的です。時が流れても変ることの無い彼の強靭なる信念には本当に頭が下がります。昔の話になりますが、初めて「ボーグルの愚行」とも呼ばれる彼のビジネス・モデルに出会った時は本当に感動したものです。



しかしながらボーグルが去った後ののバンガードは彼の信じる道とは別の方角に舵を切り始めたようです。彼の意に反するETFに注力し、手数料の高いブローカーにコンタクトし、ベビーブーマーのニーズに対応し、最近、日本の毎月分配型人気の後を追うかのように、毎月定額分配型のファンドを設定するに至った。低コストが売りのインデックス・ファンドはフィデリティにコスト引下げ戦争を仕掛けられ、今ではフィデリティの方が低コストだということは日本では殆ど知られていない事実です。



時代は流れ有名な「敗者のゲーム」の著者であるチャールズ・エリスは、申込手数料5.75%の世界最大の投信を運用する「キャピタル」の企業カルチャーや顧客サービスの素晴らしさを絶賛する本を書くに至っている。運用のプロフェッショナルは儲かるヘッジ・ファンドに流れ、モチベーションを維持しにくいディスカウント・モデルは転換点を越えたのではないだろうか。



このように考えると、この本は偉大なる投信の古典書と位置付けられよう。

今や米国ではバンガードが毎月分配型を設定する時代に古過ぎるのでは…。
著者のジョン・C・ボーグルは世界で初めて個人にインデックスファンドを提供した偉人です。 昔も今も利益第一主義の米国業界で「愚行」と馬鹿にされながらも、低コストをうたい突っ走っていました。 そしてかつて8%あった投信の販売手数料が今の主流5%台になったのもボーグルあってのことでしょう(現在、米国最大の投信であるアメリカン・ファンド・シリーズは大半が5.75%です)。 ボーグルがいなかったらこの5%と言う安い販売手数料は実現しなかったと思います。 ただ、それも今や昔の話です。 2007年10月1日の米国ウォールストリートジャーナル紙には「バンガードが毎月分配型ファンドを設定。 それもインデックスファンドの巨人であるバンガードが初めての市場中立型投資(インデックスに連動せずプラスアルファーを獲得する投資)も取り入れ。」と報じられているのです。 日本に遅れること数年、米国でも毎月分配型ファンドのニーズがようやく高まってきたのです。 既に米国最大の投信会社であるフィデリティは今年毎月分配型ファンドを設定しています。 バンガードもこれを追っかけるしかなかったのです。 このように今や、バンガードがインデックスファンドの対極とされる市場中立型戦略を採用する時代なのです(日本は市場中立型でも米国に先行しています)。 この本は投信の過去を見る上ではとても良い本と思いますが、現実を見る本ではないと思います。

低金利の今は投信信託?
著者は1975年に世界初のインデックスファンドを創設した人物です。

本書の内容は一言で言ってしまえば、安いコストで投資すべきだというものです。

インデックスファンドは、他の投資信託に比べてコストが低いため、リターンも高いと書いてあります。1970年に米国には株式ファンド335本の内、現在まで持続的に優れた運用実績を示しているのは3本しかありません。つまり長期的に勝ち残るファンドを選ぶのはとても難しいのです。

つまり短期的な運用成績を信頼して投資信託を選ぶのは過去の実績から、短期リターンを重視するやり方は成功していないと言うことです。

以上をふまえて、インデックスファンドの優位性を説いています。投資を考える前に、参考になる本だと思います。

ブックマークに追加する

関連エントリー

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://uranutes.net/mt/mt-tb.cgi/40129

FX情報Top >  FX情報 >  マネーと常識 投資信託で勝ち残る道



Google


▼ カテゴリー

▼ 関連サイト

▼ RSS

人気ブログランキングへ

人気ブログランキング【ブログの殿堂】

track feed

My Yahoo!に追加

Add to Google

  • seo
Supported by 楽天ウェブサービス