FX情報Topへ
>
FX情報
>
バフェットの教訓―史上最強の投資家 逆風の時でもお金を増やす125の知恵
バフェットの教訓―史上最強の投資家 逆風の時でもお金を増やす125の知恵
バフェットの教訓―史上最強の投資家 逆風の時でもお金を増やす125の知恵
メアリー・バフェット
定価: ¥ 1,575
販売価格: ¥ 1,575
人気ランキング: 425位
おすすめ度:
発売日: 2008-01
発売元: 徳間書店
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
究極の格差社会を感じる
本書の中で繰り返し述べられていることは、自分が理解できるビジネスで将来的に少なくとも15年ぐらいは優位性があり、しかも市場の評価が適正価格以下で売られているときにその会社の株を買いなさいということのようだ。日本で考えるとロングセラーの商品を売り続けているインスタントラーメンの会社等が思い浮かぶ。しかし本書を読んだ正直な感想は、バフェットのように富と名声だけではなく愛すべき家族や友人、信頼できるビジネスパートナーに囲まれ、しかも自分の仕事をこよなく愛しているような豊かな人生がある一方で、猛暑が起こるとスラムのボロアパートで暑さで衰弱死する老人が多数出るアメリカと言う国のの現実は、究極の格差社会を感じさせる。貧乏が必ずしも惨めとは限らないが、治安が悪く暑くても窓が開けられない、エアコンはない、身動きが取れなくても助けてくれる家族や友人もいない。自分にもこんな将来が待っているのかと考えるとゾッとする。
知る「知識」でなく、身に付ける「知識」がいっぱい
繰り返し読むことで、身に付ける「知識」があふれる良書です。
知るだけでなく、「知識」を身に付けることで、投資判断にプラスとなる
実践知識をモノにできそう。
同書は、バフェ氏が書いた本ではなく、バフェットの息子が結婚していた
女性が書いた本。その彼女が、身近なバフェットから学んだ、投資に対する
考え方、投資に対して取るべき行動などを綴っている。
かの「金持ち父さん」シリーズのベストセラー作家ロバート・キヨサキも同書を
原著で読んでいて『金持ちは基本的に、どのように金持ちになったかについては、
秘密主義が多い。この本は、本人が書いた内容ではないが、金持ちの考え方やどのように
金持ちなるかのステップが詳しく書いている』と、ドナルド・トランプとの共著で
語っている。
話を書評に戻しますが、この本は、見開きで読みきりの構成となっており
すごく読みやすく、好きな見出しを自分でチョイスしながら読めます。
時間がない方でも、興味のある見出しから選んで読めるので
リラックスしてページをめくれます。
自戒や集中のために繰返し読む本
投資家ウォーレン・バフェットの様々な発言に短い解説を付け加えて集めたもの。ほとんどの発言は株式投資に関するものであるが、当り前のように意味の深いものが多いので、投資家以外にとっては無関係というものではない。題材となっている最強の投資家は言うにおよばず、解説を付け加えている二人もメアリー・バフェットとデビッド・クラークという適任者(バフェットの銘柄選択術の著者)なので、解説自体にも十分に価値がある。的外れな曲解は見当たらない。
会社のオーナーになる際の大切な心構えを忘れないために、長い間手元に置いておき、時々パラパラとめくりたくなりそうな本である。
関連エントリー
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://uranutes.net/mt/mt-tb.cgi/40006
FX情報Top > FX情報 > バフェットの教訓―史上最強の投資家 逆風の時でもお金を増やす125の知恵