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決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール

決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール

勝間和代

決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール

定価: ¥ 1,680

販売価格: ¥ 1,680

人気ランキング: 53位

おすすめ度:

発売日: 2007-10-25

発売元: ランダムハウス講談社

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



内容の充実した決算書読破の本です
勝間さんの本を立て続けに読んでいます。

他の本はどちらかというとノウハウ本、初心者向けの軽い感じの本が多かったのですが、

こういう、内容の濃いきちんとした本も書けるのだなあと感心しました。

というか、この分野が本当の勝間さんの仕事ですが。



内容は決算書の読破というか、表面からは見えにくい企業実態を把握する数字の読み方です。



初心者にはやや難しいかもしれませんが、実際の会社(やや危ない会社と健全な会社の2社)を例にきちんと判りやすく説明してあるので読み返しつつ理解していけると思います。

充実の内容。 騙されない賢い投資家になれます。
この本を読めば企業の利益操作を見抜けるようになります。

内容から見て中級者向けですね。

ただ、現金の裏づけのある利益かを見るための会計発生高は基準が曖昧なので

疑問があります。 これなら営業利益の伸びと当期利益の伸びを比較して

疑問があれば損益計算書で特別利益と特別損失を見た方がわかりやすいでしょう。



営業CFは操作の余地が少ないので、利益と営業CFがほぼ同じ比率で伸びているのが

理想的としていますが、これにも疑問があります。 

例でいうと、大量出店で成長中の小売業などは出店費用としての営業CFを確保するため、

仕入れ債務を大幅に増加させたりします。 これによって営業CFが大幅に増加し、

翌期にはその反動で伸び悩むこともあります。



もうひとつは繰延資産ですが、触れられてない繰延税金資産(払いすぎた税金)については

収益の見通しがよければ、法人税等調整額として利益計上できることに留意が必要でしょう。





決算書を読むのが楽しくなった
勝間さんの著書全般に言えることだが、読み終えた後、その分野を更に勉強してみようという気になるから不思議。この本も決算書の読み方について、ある方法を提示しているが、読後にもっと知りたいという気が強くなり、財務分析や企業評価に関するほかの本も購入し、一気に読んでしまった。



サブタイトルは「ダメ株を見破る投資のルール」と投資関連本の色が強く感じられるが、財務に関する知識を深めたい人であればに非常に面白い本だと思います。あらゆるビジネスマンに読まれてもいい本なのでは。



勝間さんの著書は、勉強を始めたいと思っている人に、その気持ちを熱くさせる効果があるので、他の著書も含めてお勧めです。

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